トラバース
おすすめポイント
ポイント1 | 昭和51年に設立し実績も豊富 |
ポイント2 | 最新機材の開発も行う業界の革命家 |
ポイント3 | 関東を中心に広地域に営業所を展開する大手 |
基本情報
調査方法 | スクリューウェイト貫入試験(SWS試験 T-W1000)、オートマチックラムサウンディング試験など。 |
セカンドオピニオン | × |
会社情報 | 株式会社トラバース 〒272-0121 千葉県市川市末広2-4-10 |
お問い合わせ | メールフォーム |
トラバースは大手ハウスメーカーの土地調査部門として、戸建を主とする測量、地盤・土質調査、地盤改良工事をしています。なかでも地盤改良工事は強みとなるところです。この分野の先駆者として最先端技術を使用したオリジナル工法を続々と発明し、本業界を牽引しています。
今回は、そんなトラバースの魅力や特徴について紹介します。
トラバースの特徴①独自工法の数々
トラバースは、数々の地盤補強(地盤改良)工法を持っています。ここでは、代表的な工法を2つ紹介していきます。
杭状地盤補強
杭状地盤補強の代表的工法である、トルネードパイル⼯法は、トラバースが発明した地盤補強(地盤改良)⼯法です。
その特徴は、鋼管杭⼯法の安定した材料の強さと、ソイルコラム⼯法の⼤きな摩擦⼒を組み合わせることによって、ソイルセメントコラム⼯法の弱点であるコラムの強さの不安定さを鋼管杭が補って、鋼管杭⼯法の弱点である小さい摩擦力をソイルセメント工法が補います。
そうすることで、それぞれの工法の弱点をなくし、高いレベルの⽀持⼒を発揮できるハイブリッド型の工法です。
顧客からの評価が高い「タイガーパイル⼯法」の姉妹製品として、強度のある鋼管芯材を使って細系バリエーションを増やし、経済性をアップさせることに成功しました。
⾼い⽀持⼒・ハイクオリティ・環境への配慮をかなえた工法です。タイガーパイル⼯法と組み合わせて、もっとも適した設計提案をしています。
複合地盤補強
複合地盤補強の代表的工法である、タイガーラフト⼯法は、⼩規模建築物の支持力機構によって、タイガーパイルと基礎スラブの両方が有効に作用して、複合的で平面的に支持する工法で複合地盤補強といわれています。
これまで評価できなかった改良体間地盤の⽀持⼒の性能を評価できるようになり、改良本数、改良径、固化材量・発⽣残⼟量を減らせることから、費用減と環境に配慮した、優秀な工法です。
トラバースの特徴②2種類の試験法
トラバースでは、スクリューウェイト貫入試験(SWS試験)と標準貫入試験(ボーリング調査)の2種類の試験法で調査を行います。
ここでは、トラバースの試験法のひとつであるスクリューウェイト貫入試験(SWS試験)について説明します。
スクリューウェイト貫入試験(旧スウェーデン方式サウンディング試験)は、スウェーデンで発明された調査方法で、国内では⼩規模建築物における地盤調査方法として幅広く使われており、オリジナルで進化している試験の⽅法です。
トラバースでは、T-W1000という試験機を使って調査しています。T-W1000の特徴は以下の通りです。
信頼性が高い
荷重、半回転数および貫入の深さの全部をオート計測するので、正確かつ詳しく記録でき、計測エラーや記載エラーといったヒューマンエラーを防止できます。
詳しく測定
手動型試験機や旧来の半オート型試験機では、硬い層から軟かい層に移り変わるときに、急速に自沈が起こると、荷重の評価が不明瞭になり地盤を過大に評価していることがあります。
この試験機は1cmごとに荷重を連続的に計測し、また荷重は10N≒1kg単位で計測するので詳しい測定・記録が取れます。
見える化
情報をいつもモニタリングしつつ調査を行えるので、地盤のわずかな変化を詳細に確かめながら調査できます。
JISに対応
T-W1000は、改訂版JIS A 1221:2020に対応しているのが特徴です。スクリューウェイト貫入試験のうち、全オート方式の試験機となり、荷重は0N〜1000Nまでの詳細な任意載荷荷重を測定できて、軟らかい地盤の判定に役立ちます。
省エネでスペースが不要
既存の建物があるままで試験を行うことがほとんどで、限定された空間で調査することもあります。この試験機は取り回しがしやすいサイズであり、重りの上下運動をする作業もいらないので、かなり狭い場所でも安全に試験を行えます。
キャリブレーションの単純化
全オート方式試験機で1番注意する必要があるのが、計測機器の動作チェックです。この試験機は、回転装置と重り0.5kN分の総量で1kNとなるように作られています。
よって、回転装置を引き上げたときに、ロードセルが1kNを表すか確かめることで、ロードセルの動作チェックをしていることになり、現場別の装置チェックができます。
報告を早くできる
T-W1000は、オート方式の記録装置がついており、その記録を無線LANでスマートフォンにデータ転送ができるので、スマホ側のアプリでのデータチェックや、電子データの転送が簡単かつ正確です。したがって、早急な報告ができるのです。
T-W1000は、スクリューポイントの貫入抵抗値(荷重)をロードセル(荷重計)によって無段階でも測定できるSWS試験機です。マックスで0.05秒毎にデータをサンプリングできるので、急速な自沈が生じたときでも、1cm毎に10N単位の正確さで地盤調査ができます。
くわえて、重りの載せかえ作業がいらず、データ記録もオートメーション化することによって、労働災害やヒューマンエラーを事前に防げます。
トラバースの特徴③オリジナル保証がある
トラバースにはオリジナルの地盤品質保証があります。地盤品質保証ワイド(トラバースオリジナル有料型地盤保証)というものです。
地盤業界の最大手企業として質の高いノウハウを保有しており、地盤のアクシデントを発生させないようなサポートを実現しています。
トラバースのこれまでの実績は、大手損害保険会社から高評価を受けています。したがって、保証内容が充実したものを低価格で提供できているのです。
地盤保証については、大手損害保険会社の付保証明が発行可能です。
よくある質問
- 地盤に関するトラブルはあるのですか?
- 建物を建てるうえで、充分な調査や検討がなされない場合には、不同沈下などのトラブルが発生することがあるようです。
- どこでも地震のときには液状化の心配があるのですか?
- 地震による液状化の恐れがあるのは、砂地盤で水位の高いところだそうです。丘陵地や台地では起きにくいと思われますが、行政で展開している情報や専門家による判断が必要となるようです。
- 地盤のスクリューウェイト貫入試験って?
- スクリューウェイト貫入試験は、比較的料金が安く、簡易的で、短時間で多くの箇所を調査できるので、敷地全体の傾向を調べるのに適しているようです。住宅を建てる際の地盤調査では、スクリューウェイト貫入試験が一般的なようです。
- 土質調査で何がわかるの?
- 建物を建てるうえで、検討すべき地盤についてが詳しくわかるようです。地盤の硬さだけでなく、土の性質を見分けて、検討に役立てるそうです。
- 地盤補強(地盤改良)は何日くらいかかりますか?
- 建物の仕様や大きさ、地盤改良の設計内容によって異なりますが、一般的に2日~3日程度のようです。
- 隣家は地盤補強(地盤改良)しなかったのにうちだけ必要なの?
- 現在、地盤調査は建築前に必ず実施するようです。調査結果が隣とほとんど変わらない結果だとしても、建築物自体の荷重や構造、設計者の判断により判定も変わり、補強(地盤改良)する工法も変わるようです。
まずは問い合わせてみよう!
トラバースは、昭和51年の創業以来、大手ハウスメーカーの敷地調査分野を手がけてきました。
地盤調査においてもその質の高いノウハウを活用して、各種の申請にいたるまでの業務を全面的に実施するオリジナルシステムを作り、敷地調査分野の牽引者として実績を重ねてきました。
現在、営業所は関東を主として東海、関西、東北地方と広い地域に開設しています。広いエリアのニーズに対応できており、スピーディで円滑な作業と情報提供を実現しています。また、現在ベトナムにも事務所を構えるグローバル企業でもあります。
そんなトラバースの技術力や確かな実績に興味を持った方は、まず電話予約してみましょう。