報国エンジニアリング株式会社
おすすめポイント
ポイント1 | 1975年に誕生した地盤のエンジニア集団 |
ポイント2 | 年間 約2万棟の調査数 |
ポイント3 | 累計調査数は40万棟以上 |
基本情報
調査方法 | スクリューウエイト貫入試験、ボーリング調査(標準貫入試験)、その他要問合せ。 |
セカンドオピニオン | × |
会社情報 | 報国エンジニアリング株式会社 東京支店 〒272-0144 千葉県市川市新井3-4-3 南行徳K2ビル3階 |
お問い合わせ | メールフォーム |
報国エンジニアリング株式会社は、土壌に関連するエンジニア集団として1975年に誕生しました。現在は地質調査を筆頭に、水質調査、地盤改良工事、土壌汚染調査、建造物の基礎補強工事など、多様なニーズに対応できる体制を確立しています。
基本理念は、愛と挑戦です。顧客愛・従業員愛・社会愛・挑戦というキーワードを大切にしています。
今回はそんな報国エンジニアリングの特徴や魅力について紹介します。
CONTENTS
報国エンジニアリング株式会社の特徴①地盤調査に特化
1975年、報国エンジニアリングは地盤に関連するエンジニアグループとして生まれました。地盤調査の数は年間2万棟を超え、累計で40万棟以上になります。
この数字は顧客からの信頼を勝ち取っている証拠といえます。今後も、地盤の専門家として、顧客の役に立てるよう“愛”と“挑戦”の精神で日々研鑽を重ねていくでしょう。
スクリューウェイト貫入試験
報国エンジニアリングはスクリューウェイト貫入試験を行っています。軟らかい地盤の細かなデータを続けて計測できて、調査機械もコンパクトなので狭い場所でも対応できます。そのため、戸建など軽量な構造物の調査に向いています。
実際の調査方法は、先端部にスクリューがついた調査ロッドを、地面内に静的貫入することによって、回転数と貫入量から地盤の抵抗値を計測します。
ボーリング調査
通常の土木・建築工事では、1番スタンダードでダイレクトに地盤をチェックできることから効果的な調査方法といわれています。
実際の地盤を掘進し、標準貫入試験を同時活用することで、地盤の強さと同じく土(試料)の採取ができるものです。
採取した土(試料)は、室内試験を行うことにより、土の物理特性・力学特性を認識できます。
その他の調査
報国エンジニアリングでは、そのほか各地盤調査、室内試験などを採用しています。たとえば、ラムサウンディング試験や平板載荷試験、三成分コーン貫入試験などが代表例です。
報国エンジニアリング株式会社の特徴②地盤改良の先駆者
昨今ではありえない災害により、住宅地盤の改良も注目され始めています。それと関連して、各法令や民間仕様書といったものも整備されてきました。
しかし、報国エンジニアリングは創業40年なので、それらの整備以前から事業を行っていたことを表しています。住宅地盤改良工事数は年間で5,000件を超え、累計10万棟以上で、その改良面積は東京ドーム100個以上といわれています。
報国エンジニアリングには、これらの数値を支えてきた“技量と実績”があります。
efコラム工法
efコラム工法は、施工した後の撤去ならびに地盤の復旧法をふくめたソイルセメントコラム工法です。この技術は、ソイルセメントコラムの中心部に芯材鋼管とその外周部分に固化材料ミルク層を作り出すことによって、改良体の一体化と圧縮耐力の向上を狙ったものです。
本工法の特徴は4つあります。芯材鋼管を取り入れて支持力を大きく向上させています。また、コラム径は中300mmと400mmのため費用カットが実現できます。
そして、撤去したときも造成したときと同じ規格の施工機を取り入れられます。ちなみに、コラム径が小さいサイズなので、改良残土も減らせます。
アルファフォースパイル工法
鋼管を杭として国が規定する資材、設計方法を施工機でダイレクトに強く硬い支持層まで回転圧入させて、建物を支持する工法です。
かなり軟らかい地盤をふくめ、改良系工法が適していない場合に使えます。鋼管杭工法と異なるところは、アルファフォースパイル工法は普通の住宅から中低層ビルまで建築物のタイプに関わらず、幅広く対応できます。
ウルトラコラム工法
ウルトラコラム工法は、セメントタイプの固化材料スラリーを使う機械攪拌式深層混合処理工法です。
オリジナル形状の十字型共回り防止翼をもつ掘削ヘッドを取り入れて、攪拌不良を見事に減らしました。くわえて、施工後すぐにコラムの比抵抗をミキシングテスターで計測し、撹拌状況を確かめることで、ハイクオリティーなコラムを築造可能です。
報国エンジニアリング株式会社の特徴③沈下修正のエキスパート
日本は世界から見ればわずか0.25%の国土でありながら、世界全体の災害被害の11.9%が起こる災害大国といわれています。
とりわけ地震については、国土が複雑な構造の上にあることから、世界的にみてその発生頻度が高く被害も極めて大きいです。
報国エンジニアリングが沈下修正工事にかかわるようになって30年が経ち、主として住宅分野で累計1,000棟以上の建物修復を行ってきました。
この技術と実績は、これからの日本にとって必須になるものでしょう。
アンダーピニング工法
沈下した基礎の直下を掘り、油圧ジャッキを活用して傾斜した住宅を水平の位置に戻します。
安定した地盤まで打ち込んだ鋼管を直接支持杭にするため、再び沈下する危険が少なく、将来的にみても安心できる工法です。
くわえて、内容によっては、10年保証もできる工法です。
耐圧板工法
支持地盤が浅いケース(1.5mくらい)の修復工事に使われる工法です。沈下した基礎下を掘削した後、敷き鉄板を設けて、油圧ジャッキで加圧することによって安定地盤を作り上げます。
この耐圧板を反発力として、沈下修正を実施します。
土台上げ工法
地盤沈下が収束する建物の修復をする工法です。基礎天端を部分的に解体し、ベースから上の体だけをジャッキで水平修復します。
ただ、地盤改良効果はほとんど見込めないのがデメリットです。
それ以外の取り組み
沈下修正工事には、明らかな基準や参考文献がとても少ないのが現状です。報国エンジニアリングは自社で実施した工事を検証して、学会や業界誌に投稿することにより、工法の安全性を周知するための活動を日々行っています。
よくある質問
- 地盤調査とは何ですか?
- 地盤調査とはその土地の硬さ、軟らかさを調べることです。法律で義務付けられており、地盤の強度(N値)を調べることでその地盤の上に建物を建設できるかどうかを測定するようです。
- 地盤調査を依頼する場合に必要な資料などはありますか?
- 最低限「建物配置図」・「平面図」・「現場案内図」が必要なようです。
- 造成地の購入を考えていますがゴミなどが入っているのでしょうか?
- 造成地にもいろいろあるようですが、中にはゴミなどが混入した粗悪なものもあるようです。地盤調査だけでは判断できないようなので、直接土をサンプリングする必要があるようです。
- 地盤が悪いと家を建てることができないのでしょうか?
- 地盤が悪くても何らかの地盤補強をすることで住宅を建てることができるようです。
- 地盤調査の結果が悪いとどうなりますか?
- 結果が悪いと、建物が傾いたり、基礎や壁にひびが入ったりするなどの症状が予想されるようです。
- 建て替えの場合も地盤調査する必要があるのでしょうか?
- 建物が建つ位置や重さなどによっても地盤の判断は変わります。建て替えでも建築会社の義務として地盤を調べる必要があるようです。
まずは問い合わせてみよう!
報国エンジニアリングは、本社を筆頭に全国にある支店・営業所で獲得した膨大な調査データとハイレベルな情報解析力、くわえて、創業以降つちかってきたオリジナルのノウハウを駆使しています。
建築、土木、地学などそれぞれの分野において豊かな知識とキャリアをもつ専門家によって、単純に技術提供するだけでなく、地盤の安心・安全を考えた総合的なコンサルティング事業に力を入れています。
そんな報国エンジニアリングのサービスを受けてみたいと考えた方は、まず電話かメールを使って問い合わせしてみましょう。